メルシー笑クラブ
- Merci Show Club -
皆さんは何か手品をされますか?
また、目の前で手品を見たことがありますか?
『メルシー笑クラブ』は2004年に発足され、現在は50名前後の人数で活動を続けています。当初は手品同好会として活動していましたが、現在はジャグリング・バルーンアートが加わった多彩な活動をおこなっています。
メルシー(フランス語のありがとう)という名前は、次のような思いと願いをこめてつけられました。
「手品は演者(する人)と観客(見る人)をつなぐことができるもので、演者から
観客へ手でおこない相手に届ける品物、所謂手の品です。これを観客に喜んでいた
だくことで演者も喜びを得ることができる、つまり、『ありがとう』の気持ちや拍
手で互いの心のふれあいや交流を図られるコミュニケーションともなります。演者
は観客に対して見てくださることへの感謝の気持ちをもち、観客も演者へ感謝の気
持ちをこめた拍手を通して、まさに喜びと充実感の共有を得て、互いに笑顔が生ま
れてほしいと考えています。」
~メルシー笑クラブ終身名誉顧問より~
子どもたちの前で手品をすることも多くありますが、その際に私たちが大切に伝えようとしていることは「考えることの愉しさ」です。目の前で起こる現象に「なぜだろう、どうしてそうなるのだろう?」と、ふしぎだなぁと感じる心を忘れないでほしいのです。
私たちは日々の生活の中で、多くの不思議な現象を当たり前のように感じていることはないでしょうか?「なぜ、どうして」の心がしぼまないように感性と好奇心をいつまでも持ち続けてほしいものです。そのようなことから、「もしかして・・・かな?」といった予想や仮説が生まれたり、知りたい・やってみたいという興味関心や好奇心が遊びや学習の中でも生かされてくるはずです。私たちもこの「なぜ・どうして」の心を忘れずに、「考える」ことの愉しさを味わいながら過ごしていきたいと思います。